愛は時を越えてそばにいる:祖母がくれた未来への“安心” 亡くなった人と話したい3
- Han
- 3 日前
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
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「お花が気に入らないのよ。」
そう話し始めたお祖母様の言葉に、クライアント様は思わず笑ってしまいました。
今回ご紹介するのは、3回にわたって行われたミディアムシップセッションの最終章。
亡きお祖母様とつながり、魂と心の交流を重ねてきたクライアント様が、
ようやく“未来に進む覚悟”を取り戻していくまでの物語です。
亡くなった人と話したい
そうご依頼いただいたのは彼女は20代の既婚女性。
外から見れば仕事も家庭も順調に見えるものの、
心の奥には「話せなかった想い」「終わらなかった別れ」がずっと残っていました。
家族の海外移住を機に、お祖母様と離れ離れになり、きちんとしたお別れも言えないまま、その旅立ちを迎えてしまった
――それが、彼女の心の深い部分で今も癒えずにいた痛みでした。
念願のミディアムシップを通して、お祖母様とつながった彼女は、
毎回驚きと感動に包まれながらも、その存在を確かに“そばにいる”と感じていきます。
そしてこの日、お祖母様が突然切り出したのが
「結婚式の装花」についての一言。

「百合を飾るなら、カサブランカにして。あの大きさとバランスがちょうど良いのよ」
お祖母様は、生前も“大きくてバランスのとれた美しさ”を好まれていたそうで、
大きなペンダントを身につけていたことを思い出したクライアント様は、
「祖母らしいなぁ」と感慨深そうに微笑まれていました。
ここから彼女の中で、お祖母様との記憶がどんどん活性化していきます。
「あ、そういえばこんなことを言っていた」
「あのときの祖母の表情、今でも思い出せる」
まるで、過去の想い出に光が差し込んでいくように、忘れていたあたたかな記憶が次々と蘇ってくるのです。
さらにお祖母様は、そっとこんな言葉も残してくれました。
「曾孫の顔が見られたら、もう気が済むかも。あなたは迷いやすいから、不安になることもあるでしょう。でも、私がちゃんと見守っているから大丈夫よ」
この“曾孫リクエスト”に、クライアント様は少し照れながらもこう返しました。
「確かに不安もありますし、まだ早いかなって。でも祖母が見ていてくれるなら、大丈夫と思える気がします」
ミディアムシップの終盤、クライアント様ははっきりとこう語ってくれました。
「私、祖母のような人になりたいです」
強くてマイペース、でもどこまでも深い愛情を持ち、家族や土地、
人とのつながりを大切にしながら見守り続ける存在。
その姿に、自分の理想を重ねた彼女の言葉がとても印象的でした。
セッション後、彼女からわざわざお礼のお電話をいただきました。
お母様にも今回のセッション内容を電話で伝えたところ、
「やっぱり、あのとき祖母は一緒にいてくれたんだね」と
二人でまた涙を流されたそうです。
亡くなった人と話したい、とご依頼をいただきつつも
「亡くなった人と話ができるなんて、本当にできるんですか?」
最初はそう不安げに訪れる方も多くいらっしゃいます。
でも、セッションを終える頃には、皆さんが口をそろえて
「愛って、ちゃんと届いているんですね」と言われるのです。
涙するクライアント様が多いのです。
そして、私自身も毎回、目の前の魂と愛のつながりに心を動かされ、
感謝の気持ちでいっぱいになります。
「聞きたいけど、こわい」
「知らないほうが楽かも」
そんなふうに迷いながらも一歩を踏み出してくださった方々に、
私は毎回、スピリットとの最高の対話の場を託されています。
この仕事をさせてもらえること、そのすべてに
――今日も、心からありがとうと思っています。
<2015/12/24> アメーバブログ 加筆修正転載
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