魂の記憶が導く場所へ:祖母が見せてくれた“過去と今のつながり” 亡くなった人と話したい2
- Han
- 3 日前
- 読了時間: 4分
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「イタリアに行って。きっと“ここだ”ってわかる場所があるから。」
ミディアムシップのセッションで、亡きお祖母様がクライアント様にそう語りかけた場面は、まさに魂の記憶に触れた瞬間でした。
このセッションは、前回ご紹介したケースの続きです。
亡くなった人と話したい、そうご依頼いただいたのは
クライアント様は20代の既婚女性。仕事にも誠実に取り組み、
外から見れば何の問題もないように見えるけれど、
心の奥には「満たされない想い」や「伝えきれなかった愛」が残っていました。
特に強く残っていたのが、幼い頃に家族で海外に移住したことで、
大好きだったお祖母様とお別れの言葉も交わせずに永遠の別れになってしまったこと。
それは“未完了の感情”として、今も彼女の心を曇らせていたのです。

ミディアムシップによってつながったお祖母様は、まさに快活でエネルギッシュな存在。
しかも今回は、「あなたとは過去世でイタリアのある土地で一緒に過ごしていたのよ」と驚きのメッセージが伝えられました。
その場所に行けば、懐かしさとともにご自身の魂が動き出すような体感があると…。
実はお祖母様、生前はクリスチャンだったとのこと。
今回のセッションでは、亡き家族だけでなく、ご縁のある土地や人々を守るような“広域の守護”を担っているスピリットとして現れたのが印象的でした。
そしてさらに、クライアント様がずっと気にしていたことについて、
お祖母様は“行動”で答えてくれたのです。
「お祖父様にも会えたのかな…」とぽつりとつぶやいた彼女。
その直後、なんとお祖母様は彼を“連れてきてしまった”のです。
本来、私は交信する相手を限定し、お呼びする方以外は入れないようにしています。
ですがこのときばかりは想定外の接続で、身体にも影響が…。
お祖母様の強い想いが、それだけの力をもっていたということですね。
お祖父様は物静かで凛とした印象の方。
クライアント様にとっては写真でしか知らない存在でしたが、
「祖母がいつも話してくれていた姿そのままです」と感動された様子でした。
そこからは、お祖母様の“スピリットとしての本領発揮”といった感じで、
今の彼女へのアドバイスが次々と伝えられます。
亡くなった人と話したい、その本来の目的を果たせました
「あなた、いろいろこだわりが強いわね。私に似てる。でもその頑固さが、時には選択を誤らせることもあるのよ」
それは、お祖母様自身が家族と一緒に海外へ行く決断ができず、
あとで後悔したことを重ねての言葉でした。
「行きたいと思ったときに行けばよかった。だからあなたには、
もっと直感を信じて、素直になってほしい」
このメッセージは、私がセッション前に感じていた“心のモヤモヤ”と完全に重なりました。
彼女自身も「思い当たることがたくさんある」と言い、
これまでの判断や迷いが、自分の本心から出たものではなかったかもしれないと
深く頷いていました。
そしてセッションの終盤には、ご家族の相続に関する相談へ。
ここでもお祖母様は驚くほど的確かつ厳しいトーンでこう言いました。
「孫が気に病むことではない。子どもたちの間で解決すべきこと。そう育てたのだから」
こうした“地に足のついたスピリットの声”は、
クライアント様にとって大きな安心と後押しになったようでした。
最後に、お祖母様がとびきりの愛を込めてこう伝えてくれました。
「あなたが生まれたとき、本当に天使が来たと思ったのよ」
その言葉に、クライアント様は絶句。
「それ…祖母がいつも“私の天使ちゃん”って呼んでたんです。
そんなのHanさん絶対知らないはずですよね…?」
この一言が、彼女にとって「やっぱり本当に繋がっていたんだ」と確信に変わった瞬間だったのでしょう。
ミディアムシップは、ただ亡くなった人と“話す”のではなく、
“人生の今”を動かすための、魂同士の再会なのです。
次回は、さらに深まるスピリチュアルな導きと、彼女が自分自身の本音に気づき、未来の選択を見つけていく様子をお届けします。
<2015/12/23> アメーバブログ 加筆修正転載
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