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実際にミディアムシップ(スピリットとの交信)を受けられた方の了解を得て、亡くなった人と話す方法、ミディセッションの流れを書いていきます。
クライアント様 ➡ K様 60代後半
ご相談内容 ➡ だいぶ前に亡くなったお母様が、今望んでいることを知りたい(特に供養などの先祖に対する事)
クライアント様は20年近く前にお母様を亡くしました。
8人兄弟の末っ子で、お父様は子供の頃に亡くされていたので、
貧乏ながらも皆で助け合い生きてこられたそうです。
今の年齢でも仕事をいくつも掛け持ちしながら、
家族の世話や、さらにはお母様が生前深く信仰を持っていたと知り、
ご自身もご先祖供養をされたりお母様と同じ信仰をお持ちで学ばれています。
そのクライアント様がお聞きになりたいのは、
今お母様が自分に何を望まれているか、という事でした。
お母様と同じ信仰を持ち、先祖供養などを熱心に行われていますが、
それで良いのか、他に必要な事があればやりたいので、と。
私がお母様であるスピリットと繋がりました。
このスピリット(お母様)がとても明るく輝いており、生前の行いや信仰などにより
高い所におられるんだな、と感じました。
クライアント様の望みを伝えますと、スピリットはすぐにこう答えました。
『娘の身体がとても心配』
伝えますと、お仕事を掛け持ちされている上に、ご家族のお世話がこれからさらに大変になりそうだとの事、きっと上からご覧になっていてハラハラされていたんでしょう。
ご質問に答えるより先に、そこを伝えてこられました。
クライアント様が気づいたのを確認したのか、さらにメッセージも伝えてきました。
『優先順位を間違わないように』
きっと、クライアント様がご自身の健康などを後回しにしても、
お仕事や家族のお世話などを優先してしまう事を憂慮していたのかと思い、クライアント様にスピリットからのメッセージをそのままお伝えしました。
クライアント様にとって意外ではあるけれど、お母様らしいメッセージかもしれないと、
しきりに感心していらっしゃいました。
娘を想う母の心は、何歳になってもそして、亡くなってからも変わらないんですね。
いつもミディアムシップ(スピリットとの交信)を行っている時は、
何となくその繋がっているスピリットのビジョンが視えるんですが、
この方の場合は、明るく輝いていて姿があまり良く視えなかったのを覚えています。
この時点で、一番最初にクライアント様が聞きたいと仰っていた疑問には
答えてもらっていません^^;
何度かその疑問を問いかけても答えて頂けないんです。
クライアント様がお母様の思い出話などを少し始めた所、
急にスピリット(お母様)からメッセージが届きました。
『娘が本当に私を必要としていた時に、近くにいてやれなくてごめんなさい』
その事をクライアント様にお伝えしたところ、
少し取り乱したようになり、いつの何の事を言っているのかしら?と聞いてこられましたが、スピリットは、ただただ謝るばかり。
そのうち、クライアント様が、あの時の事かも…と思い当たったようにお話を始めました。
子供の頃非常に辛い出来事があって、その時の事だと思う…と。
そうしたら、スピリットも感情が湧いて出てきて、
『その時の事を後悔しない時はない、本当に済まない事をした』
と、謝罪の気持ちを切々と訴えてきました。
クライアント様は、そんな事気にしていたの?!と驚くと同時に、
気にしていてくれたんだ…と、亡くなってから分かったお母様のお気持ちにショックと感動が入り混じったようになっていらっしゃいました。
そこでもう一度、当初からクライアント様が聞きたかったことを尋ねた所、
『供養などで望んでいることは何もない』
と仰いました。それもそのはずです、娘に対して謝罪の気持ちでいっぱいで、
生前その事を謝罪できなかったことを悔いている母親が、
死んでからその娘に何かを頼んだり手間をかけさせようとするはずがないでしょう。
そのことをお伝えすると、ご納得したように頷かれていました。
信仰されている宗教の教えに従って今やっていることを否定するわけではありませんし、
ご先祖供養はとても素晴らしい事です。
ですが、お母様であるスピリットはそれを望んではいませんでした。
そして最後に、スピリットはこのように伝えてほしいと仰っていました。
『子供の頃とても苦労をさせてしまったけど、大人になってからそれを糧に立派になってくれたことをとても誇りに思う』
このクライアント様のセッションでは沢山の素晴らしい面を視させて頂きました。
まず亡くなった後に進まれるペースは、その方その方異なりはするけれど、
生前の行いや信仰、または元々霊格の高い方などはとても高い所に行かれるという事。
亡くなってから何十年経っても、それはこの世の話の事であって、
あちらの世界では時間という概念は無いので、今でも自分がしてしまったことを昨日の事のように悔いていらしたという事。
それと同時に今でも娘さんの事を見守り、そして心配している事。
娘さんがお母様が気にしていた事はもう許して気にしていない事を伝えると、スピリットであるお母様も本当に嬉しそうに喜んでいらしたこと。
クライアント様もこの様なご感想を寄せて下さいました。
”亡くなった母が、昔私に寂しい思いをさせた事を謝りたいと、HANさんを介して現れた事や、当時の私と母しか知らない事が出て驚きました。亡くなって随分経つ母と心が繋がり、不思議を感じると共に、すーっとつかえていたものが落ちたような気がします。ありがとうございました。”
このクライアント様のように、ご本人が聞きたいとその時思っていなかった言葉だとしても、
きっと本当に聞きたかった必要な言葉をお伝えできる事があるかもしれません。
そしてこのようなセッションを通して、既にお亡くなりになった大事な方の心をも癒せることになるという面も持っているんですね
2015/10/14,15
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